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強烈な匂いがクセになる!伊豆諸島の名産くさやの正しい食べ方
くさやってどんな食べ物?匂いの正体と魅力
くさやは、魚を「くさや液」と呼ばれる発酵液に漬けて発酵させ、干して作る干物です。トリメチルアミンや揮発性脂肪酸が強烈な匂いの元になっていますが、加熱すると旨味がぎゅっと凝縮され、DHAやタウリンなどの栄養も豊富です。
匂いに驚く人も多い一方で、慣れるとクセになる独特の旨味が魅力で、「臭いのに旨い」というギャップから「くさやの臭いは日本一、味は世界一」とまで言われることもあります。これは発酵の過程でアミノ酸やペプチドが増えるためです。
伊豆諸島ではアジやトビウオが主流ですが、地域によってはカツオなど他の青魚が使われることもあり、魚種によって香りやコクが微妙に変わります。やや硬めの食感でよく噛む必要があるため、咀嚼を促す食品としてオーラルヘルスの観点からも注目されています。
伊豆諸島発祥のくさや文化と、いま再注目される理由
くさやは伊豆諸島を中心に、古くから保存食として親しまれてきました。もともとは漁師の保存食・航海食として活用され、貴重なたんぱく源として重宝されてきた歴史があります。独特の匂いゆえに都市部では「くさや禁止令」が出たエピソードもありますが、その個性がかえってご当地名物として語り継がれてきました。
近年は低塩・真空包装など加工技術が進化し、SNSでのアレンジ紹介も増えたことで、若い世代からも再注目されています。匂いを封じ込める真空パックや、電子レンジで温めるだけの商品も登場し、「集合住宅でも楽しめるくさや」としてハードルが下がりました。
また、発酵食品ブームの流れで、納豆・味噌・キムチと同じ「腸活フード」として紹介されることも増え、健康志向の人たちからの支持も広がっています。

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