MENU

厚木B級グルメの王様!網焼きで脂が弾けるシロコロホルモンとは。

目次

厚木B級グルメの王様!網焼きで脂が弾けるシロコロホルモンとは

厚木に来たら絶対外せない「シロコロホルモン」とは?

厚木名物の「シロコロホルモン」は、豚の大腸(通称シロ)を下茹でせず、生のまま丁寧に洗って提供するホルモン料理です。七輪や炭火の網の上でコロコロと転がしながら焼くと脂が弾け、プリッとした食感と濃厚な旨味が楽しめます。

B級グルメの祭典「B-1グランプリ」で優勝した経歴を持ち、今では本厚木駅周辺の飲み屋街を代表するご当地グルメとして、地元の方はもちろん、遠方からのファンも足を運ぶ存在になりました。内臓卸直営の店が多く、鮮度の高さとコスパの良さも人気の理由です。

「シロコロ」の名前の由来と、普通のホルモンとの違い

「シロ」は白い大腸のことで、「コロ」は丸くコロコロした見た目に由来しています。一般的なホルモンは下処理としてボイルして柔らかくすることが多いのに対し、シロコロは管状のまま丁寧に洗浄し、生から焼く点が大きな違いです。

割いて開かないことで脂が内側にたっぷり残り、焼くとぷっくりとふくらんだ「コロコロ」した形になります。厚木のシロコロは特に脂の付き方が良いと言われ、同じシロでも他地域のホルモンとは一線を画す、食べ応えのある一品として愛されています。

一度食べたらハマる!プリプリ食感と脂のうまさの秘密

シロコロは脂の層が厚く、焼くことで表面はカリッと、中はふんわりジューシーに仕上がります。脂が溶け出す瞬間のコクがビールによく合い、外と中の食感の対比がクセになります。

下茹でしていないからこその弾力と、噛むほどにあふれる甘い脂の旨味が一体となり、「外カリ・中ふわ・中ジュワ」という独特の三段階の口当たりを生み出します。炭火で焼くことで香ばしい香りとほのかな燻製感が加わり、タレに負けない素材本来の風味を楽しめます。

厚木シロコロホルモンの魅力を徹底解剖

使っている部位はどこ?「豚の大腸(シロ)」をまるごと味わう

シロコロに使うのは主に豚の大腸です。割らずに管状のまま扱うことで、内側にある旨味と脂質をそのまま味わえます。厚木には内臓専門の卸業者と直結した店が多く、その日のうちに処理された新鮮なシロだけを使うのが厚木流です。

部位によって脂の付き方や歯ごたえが微妙に違うため、常連の中には「今日は脂多め」「弾力強め」など好みの部位を指定して楽しむ通な方もいます。

下茹でなし・生から焼くからこそ出せるうま味と食感

下茹でしないことで、脂の風味や弾力が失われず、独特の食感が生まれます。そのぶん鮮度管理は非常に重要で、厚木の専門店では内側の汚れを丁寧に洗浄しつつ、脂は極力落とさない絶妙な下処理を行っています。

生の状態で提供するスタイルのため、保管温度や提供スピードにも細心の注意が払われています。テーブルに届いた後は、お客さん自身がしっかり焼いて仕上げる「半セルフ調理」のスタイルが定着しており、このライブ感も楽しみのひとつになっています。

外カリッ、中ふわ&ジュワッを生む「転がし焼き」の技

シロコロのおいしさを引き出す基本は、網の上で転がしながら均一に火を入れる「転がし焼き」です。脂が落ちすぎず内部に閉じ込められ、外側は香ばしく焼き上がります。

厚木の多くの店では七輪や炭火を使い、シロコロをこまめに転がしながら焼くスタイルを推奨しています。脂が落ちてときどき大きく炎が上がることもあるため、網の端から端へと場所を変えながら、じっくりと火を通していきます。店によってはスタッフが「もう少し」「今が食べ頃ですよ」などと声をかけてくれることもあり、初めての方でもベストな焼き加減を学びながら楽しめます。

どう焼けば一番おいしい?シロコロホルモンの上手な焼き方

網にのせるタイミングと火加減のコツ

中火〜やや強火の遠火で焼き始め、脂が跳ね始めたら火力を調整するのがおすすめです。最初から強火にすると外側が焦げやすいので注意しましょう。

炭が真っ赤におこってきたら、網を少し高めにセットし、最初はシロコロの表面を乾かすイメージで焼き始めるのがポイントです。表面にうっすら焼き色が付いてきたら、火力の強い位置へ移動させます。脂がにじみ出てきたところで、本格的な転がし焼きに移行します。

焦がさずに脂をしっかり引き出す「転がし方」のポイント

箸でシロコロを転がしながら焼き、同じ場所に長時間置きっぱなしにしないことが大切です。脂が溶けて透明感が出てきたら、ひっくり返すタイミングの合図です。

ぷっくりと膨らみ、表面がきつね色〜やや濃いきつね色になった頃が食べ頃です。焦げそうになったら網の端に一時的に避難させ、余熱で中まで火を通します。焼き過ぎると固くなってしまうので、「中から脂がジュッと出る」柔らかさを残すイメージで仕上げてみてください。

塩派?タレ派?厚木流おすすめの味付けと食べ方

塩だけで脂と旨味をダイレクトに楽しむのが王道とされています。味噌ダレや甘辛いタレも人気で、キャベツに脂を受けながら一緒に食べるのが厚木流です。

卓上の一味唐辛子や、青唐辛子入りの辛味噌を少し足すと、脂の甘さがぐっと引き立ちます。まずは塩で素材の味を確かめ、その後に味噌ダレや自家製ダレで味変していくと、1皿でも最後まで飽きずに楽しめます。焼き上がったシロコロを、脂を吸ったキャベツと一緒に頬張る食べ方は、現地ならではのスタイルです。

相性抜群のビール・ハイボール・サイドメニュー

炭酸の効いたビールやハイボールとの相性は抜群です。キャベツ、キムチ、冷奴など、さっぱり系のサイドメニューを合わせるとバランスよく楽しめます。

厚木のホルモン店では、ビールとシロコロをセットにした「ちょい飲み」スタイルや、ハイボールが時間限定でお得になるサービスを用意している店もあります。レバー、ハツ、タンカシラなど他のホルモンと組み合わせれば、部位ごとの食感や風味の違いを楽しめて、ホルモン初心者の方の入門にもぴったりです。

厚木でシロコロホルモンが生まれた背景

戦後の厚木と米軍基地、ホルモン文化の始まり

戦後の厚木では、米軍基地の影響で肉文化が根付き、安価な内臓を使ったホルモン料理が発展しました。歓楽街で楽しまれるローカルフードとして定着していきます。

物資不足の時代、比較的手に入りやすく値段も安い内臓肉は、地元の人々にとって貴重なタンパク源でした。厚木基地周辺では、米兵向けの肉文化と日本の大衆的な酒場文化が混ざり合い、その中から「七輪で内臓を焼いて楽しむ」スタイルが自然と育まれていきました。

なぜ厚木で「シロコロホルモン」が定着したのか

厚木には内臓卸直営の店が多く、鮮度の良いシロが手に入りやすかったことに加え、炭火焼きの「ライブ感」が地元の気風に合っていたことが、シロコロが定着した大きな理由です。

1970〜80年代頃から本厚木駅周辺にホルモン専門店が集まり始め、各店が競うように独自の「シロの焼き方」を追求しました。その結果として現在のシロコロスタイルが形作られていきます。狭い店内で七輪を囲み、煙にまみれながらワイワイ楽しむ雰囲気がサラリーマンや地元客に受け入れられ、「厚木といえばホルモン」というイメージが根付きました。

B-1グランプリ優勝で全国区になったシロコロホルモン

B-1グランプリでの優勝をきっかけに、厚木のシロコロは一気に全国的な知名度を獲得しました。地元団体が中心となってイベントに出店し、「外カリ中ふわ」の個性的な食感と、炭火の香り立つライブ感ある調理風景が話題になりました。

優勝後は観光客が急増し、厚木の街全体でシロコロを前面に押し出したPRが展開されます。スナック菓子などへの商品化も進み、「厚木シロコロホルモン」という名前は、いまやB級グルメ界を代表するブランドのひとつとして定着しています。

厚木のシロコロホルモンが持つ魅力のまとめ

厚木のシロコロホルモンは、豚の大腸を生から丁寧に扱い、脂と旨味を丸ごと楽しむために磨かれてきたご当地グルメです。下茹でなしの鮮度勝負だからこそ生まれる「外カリ・中ふわ・中ジュワ」の食感、炭火で転がしながら焼き上げるライブ感、塩や味噌ダレで味わうシンプルながら奥行きのある味わいが、多くの人を惹きつけてきました。

戦後のホルモン文化から始まり、内臓卸直営の店が支えてきた鮮度とコスパ、そしてB-1グランプリ優勝をきっかけに全国へ広がった厚木流のスタイル。その一皿には、街の歴史や酒場文化がぎゅっと詰まっています。

本厚木を訪れたら、七輪の前で煙に包まれながら、シロコロを箸でコロコロ転がしてみてください。ビールやハイボールを片手に、厚木ならではのホルモン文化を全身で味わえるはずです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次