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焼き加減まで指定できる?「餃子の王将」店舗ごとの個性を楽しむマニアの歩き方

「どの店で食べても同じ味」だと思っていたら、餃子の王将は少し損をしているかもしれません。実は店舗ごとに焼き加減やメニュー構成、雰囲気まで微妙に違いがあり、その“揺れ”こそが一番の魅力です。この記事では、通い分けが楽しくなる餃子の王将の歩き方を紹介します。

目次

焼き加減まで指定できる?「餃子の王将」店舗ごとの個性を楽しむマニアの歩き方

餃子の王将が「どの店も同じ」じゃない理由

店舗ごとに味や雰囲気が違う理由は、運営形態と現場の裁量にあります。餃子の王将は直営とフランチャイズ(FC)が混在しており、食材は中央からの供給で安定させつつも、焼きや盛り付けは店舗スタッフの腕に委ねられています。

ロードサイド店は家族連れ向けの大皿メニューや駐車場の充実が特徴で、駅前・繁華街店は回転率重視でカウンター中心の店が多いなど、立地による違いが出やすく、これが店舗ごとの「個性」につながっています。

一方でチェーン全体としては、「安くてうまいボリューム中華」という創業以来のコンセプトや、国産野菜中心の餃子あん、セントラルキッチンからの食材供給によって“ベースの味”は共通化されています。そのうえで、火力の違い、調理人の経験値、地域客層(学生街かオフィス街か、地方ロードサイドか)によって、同じレシピでもまったく違う表情を見せるのが王将の面白さです。

大阪王将のようなセントラルキッチン完結型と比べると、餃子の王将は「現場調理の揺らぎ」をあえて残しているチェーンとも言えます。

まずはここから:餃子の王将を最大限楽しむ基本のキホン

定番は、餃子と炒飯、ラーメンの組み合わせです。餃子はにんにく強め・野菜多めの安定感ある味わいで、ランチセットはコスパ抜群。創業から続く両面焼き技法で、表面はパリッと、中はジューシーに仕上げるのが基本となっています。

王将ラーメンはシンプルな醤油ベースで、具材を最小限に抑えることでワンコイン価格帯と回転の速さを両立しています。

一方で、店舗ごとの「ブレ」も魅力です。油の量や焼き色、炒飯のパラパラ感など、同じメニューでも違いがあります。炒飯は家庭的なハム・卵・ネギのバランスが基本ですが、強火で香ばしさを出す店もあれば、しっとり寄りに仕上げる店もあります。

初めての方は、ランチセットか餃子+炒飯の王道構成で味の違いをチェックしてみるのがおすすめです。最近は平日限定の「餃子の王将ランチ」(かけラーメン+ミニ炒飯または天津飯+唐揚げなど)も全国展開されているので、まずはこれを基準に自分の「ホーム店舗」を決めてみるのも一つの楽しみ方です。

焼き加減まで変えられる?通だけが知る「オーダー技」

焼き加減カスタムの楽しみ方

「良く焼き」「両面焼き」「焦げ目強め」などの指定は、店舗の混雑状況や調理人の裁量にもよりますが、丁寧に頼めば応じてくれることが多いです。

頼み方としては、「すみません、餃子をちょっと良く焼きでお願いできますか?」と一言添えると印象がよく、失礼になりません。

本来、王将の餃子は片面をしっかり焼き上げたうえで蒸し焼きにし、最後にもう一度水分を飛ばす「両面焼き寄りのスタイル」が標準です。その仕上げ具合を調整してもらうイメージで、焼き加減によって印象が変わります。

強めに焼いてもらうと皮はカリッとし、あんの香ばしさが立ってビールとの相性がさらに良くなります。軽めの焼き加減だとジューシーさが際立ち、野菜の甘みが分かりやすいので、餃子単体をじっくり味わいたいときに向いています。

店舗によっては、ピークタイムを外した14〜17時頃だと、こうした“通オーダー”にもじっくり応じてもらいやすく、焼き手との会話からその店ならではのこだわりを聞けることもあります。

餃子以外もアレンジ可能な裏テク

餃子以外のメニューでも、ささやかなカスタマイズを楽しむ常連は多いです。

ラーメンはスープ薄めや麺固め、炒飯は塩強めなどの注文に対応してくれる店舗があります。王将のスープはシンプルな鶏ガラベースなので、薄めにするとあっさり飲みやすいテイストに変わり、飲みの〆にも向きます。

天津飯のあんを別添えにして食感を保つ「汁別」も、テイクアウトのときに便利な頼み方です。デリバリー需要が増えた近年は、こうした注文に慣れている店舗も多くなっています。

にんにくゼロ生姜餃子は、昼間や仕事前の利用に最適で、通常の餃子と食べ比べると違いがよく分かります。生姜の爽快感が前に出て脂っこさが軽減されるので、女性客や健康志向の常連からも支持されているメニューです。

常連の中には、セットメニューを組み替えて自分好みのボリュームに調整する人もいます。たとえば「半ラーメン+ミニ炒飯+餃子」で軽めの構成にしたり、「ランチAのラーメンを半分にして、そのぶん餃子を1人前追加」といった注文に応じてくれる店舗もあります(店舗や時間帯によって対応は異なります)。こうした“交渉力”も、王将マニアならではの楽しみどころです。

店舗ごとの「個性」が出やすいポイントをチェック

メニューラインナップの違いを見抜く

地域限定メニューや店舗オリジナルは、壁の手書きPOPや黒板に掲示されていることが多いです。同じ「餃子の王将ランチ」でも、一部店舗は鶏唐揚付き、別の店舗はホルモン小鉢付きなど、内容に差があるのでチェックしてみてください。

直営・FCの違いや立地によって、「油淋鶏推し」「野菜たっぷりタンメン推し」「にんにくゼロ生姜餃子を大きく訴求」といった形で、店ごとの“得意メニュー”が分かりやすく打ち出されている場合もあります。

中には、地元食材(ご当地野菜・ブランド豚など)を使った期間限定メニューを出している店舗もあり、そうしたPOPやポスターは“地方王将巡り”の良い手がかりになります。

味の傾向と「料理人のクセ」を楽しむ

餃子の油の多さ、焼き色の濃さ、餡の野菜感は、焼き手のクセと火力によるところが大きいです。全国的には「王将の餃子=にんにく強め・野菜多め・パンチのある味」というイメージが一般的ですが、あえて油少なめで軽い口当たりに仕上げる店もあれば、ビールに合うよう香ばしさを優先する店もあります。

炒飯や野菜炒めの火の通し方が上手な店は、総じて「当たり」の確率が高いです。特に、野菜炒めがベチャっとせずシャキッとしている店は、鶏ガラスープの使い方や中華鍋の振り方がうまく、ホルモン味噌炒めや回鍋肉など、他の一品料理も期待できます。

「今日は当たりだ」と感じる日は、餃子の底の香ばしさ、炒飯のパラっと感、スープの温度がきれいに揃っていることが多いです。

また、大阪王将と食べ比べたことがある人は、京都発の餃子の王将はどちらかというと“あっさりめの中華”寄りだという感覚を持っておくと、自分の好みと店舗の特徴を整理しやすくなります。

タイプ別:「自分好みの餃子の王将」を見つけるコツ

ガッツリ派・飲み派・ファミリーで選ぶ店舗

一人飲みには、カウンター中心で席間がやや狭く、ドリンクメニューが充実している駅前店が向いています。生ビールと餃子を起点に、ジャストサイズの一品(小盛り油淋鶏やホルモン味噌炒めなど)をつまみ、〆にラーメンかハーフ炒飯という“王将飲み”ルートは定番です。

ファミリーなら、駐車場完備のロードサイド店がおすすめです。子ども用取り皿の有無や大皿メニューの充実度もチェックしておくと安心です。ロードサイド店はテーブル席主体で、チャーハン大盛りや唐揚げ山盛りなどシェア前提の注文がしやすく、週末のランチにも向いています。

ちょい飲みを楽しみたいときは、夕方早めの時間帯に行くと比較的落ち着いて注文できます。最近はUber Eatsなどデリバリー対応店も増えているので、自宅で“王将飲み”を楽しむスタイルも定着しつつあります。

女性・若者に刺さる「GYOZAOHSHO」の楽しみ方

GYOZAOHSHOは、内装やドリンク、ワインと合うメニュー構成が特徴の新業態です。通常店より価格はやや高めですが、ワイン×餃子の組み合わせや見た目にこだわったメニューが多く、デートや女子会におすすめです。シェア前提で小皿料理を多めに頼むと、より楽しめます。

女性客を意識したモダン中華が多く、アラカルトの点心や彩り野菜の炒め物、スパイス感のある一品など、従来の“ガッツリ中華”とは違う路線を味わえるのもポイントです。

通常店舗のにんにく強め餃子が苦手な人でも、にんにく控えめや香草・生姜を活かしたメニュー構成ならチャレンジしやすく、王将ブランドの新しい入り口として機能しています。

マニアはここを見る:「いい店」を見極め

まとめると、餃子の王将は「どこで食べても同じ味のチェーン店」ではなく、あえて現場の裁量を残しているからこそ、店舗ごとの揺らぎを楽しめるお店だということが分かります。

焼き加減の指定や、ラーメンの味の調整、セット内容の柔軟なアレンジなど、ちょっとした一言で注文の幅が広がり、自分だけの“定番パターン”が育っていきます。壁のPOPや日替わりランチ、限定メニューを手がかりに、その店ならではの推し料理を探すのも醍醐味です。

一人飲みなら駅前店、家族で行くならロードサイド店、ワインやおしゃれな中華を楽しみたい日はGYOZA OHSHOといったように、シーンや気分に合わせて使い分けると、王将ライフはぐっと奥行きが出てきます。

まずは自分の「ホーム店舗」を一軒決めて、通ううちに焼き色のクセや炒飯のパラっと感、店員さんのオペレーションなど、細かな違いが見えてくると、王将巡りは一段と楽しくなっていきます。

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