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お酒が止まらない!砂肝のコリコリ食感を最大限に引き出す切り方と、下味のコツ

居酒屋メニューの中でも、根強い人気を誇るのが「砂肝唐揚げ」。ひと口噛めばコリッと心地よい食感、あとからじんわり広がる旨味と香ばしさに、思わずもう一杯…となった経験がある方も多いはずです。この記事では、自宅でもお店顔負けの砂肝唐揚げを楽しむための下処理や切り方、味付けのコツを詳しくご紹介していきます。

目次

砂肝唐揚げの魅力とは?お酒が止まらなくなる理由

砂肝ってどんな部位?

砂肝は鶏の胃の一部で、筋肉質で歯ごたえが強いのが特徴です。低脂肪で旨味が濃く、噛むほどに旨味と香ばしさが出るため、お酒のアテに最適です。焼き鳥ではレバーやハツと並ぶ「内臓系」の定番で、焼き加減にこだわる専門店も多いほど、火入れが味を左右しやすい部位でもあります。脂ではなく筋肉由来の旨味が主体なので、こってりしすぎず、たくさん食べても重くなりにくい点も人気の理由です。

居酒屋で愛される砂肝唐揚げの魅力

砂肝唐揚げは、コリコリした食感と濃いめの味付けが酒の進む要因になっています。噛むごとに塩気やスパイスがじわりと広がり、ビールやハイボールとの相性は抜群です。焼き鳥の砂肝よりも表面積が広く、衣やタレが絡みやすいため、つまみとしての満足感が高いのもポイントです。
また、砂肝は比較的低価格で仕入れやすい部位のため、居酒屋では“とりあえず一品”として頼まれやすく、スピードメニュー・定番メニューとして定着しています。

コリコリ食感を引き出すためのポイント

砂肝唐揚げをおいしく仕上げるには、下処理で臭みを取ること、繊維に合わせた切り方で食感をコントロールすること、そして適切な下味と衣で外はカリッと中はジューシーに仕上げることが重要です。
砂肝は焼き鳥でも「火を通しすぎると固くなる」部位として知られているため、揚げ時間と油温の管理が決め手になります。下味や衣で水分と旨味を閉じ込めつつ、二度揚げなどで表面だけしっかり香ばしく仕上げると、居酒屋の一品のようなバランスの良い食感になります。


下処理で差がつく!砂肝唐揚げの下ごしらえの基本

砂肝の臭みを取る下処理ステップ

砂肝は、筋膜や白くて硬い部分を丁寧に取り除いてから使います。その後、薄切りにして塩もみ(砂肝200gに対して塩小さじ1程度)し、流水で洗うか、10分ほど水にさらすと臭みが軽減します。酒や片栗粉を揉み込んでから洗う方法も有効です。
さらに、キッチンペーパーでしっかり水気を拭き取ってから下味をつけることで、臭み成分や余分な水分を除き、味もしみ込みやすくなります。砂肝はレバーほど強いクセはありませんが、内臓系として扱われることが多く、下処理を丁寧にするかどうかで“お店レベル”か“家庭っぽさ”かが分かれる部位です。

下処理の流れまとめ

ステップ 内容 ポイント
1. 筋や硬い部分を除く 白い筋膜・硬い部分を包丁で取り除く 食感UP&臭み軽減
2. 塩もみ 砂肝200gに塩小さじ1をもみ込む 臭みとぬめりを落とす
3. 水洗い・水さらし 流水で洗うか、水に10分さらす 余分な塩分と臭みをオフ
4. 水気を拭き取る キッチンペーパーでしっかり拭く 味がぼやけるのを防ぐ

コリコリ感を残しつつ柔らかくするコツ

コリコリ感を残しながら固くなりすぎないようにするには、厚切りにした場合は下茹でを軽めに行うのがおすすめです。沸騰後1〜2分ほど短時間だけ茹でてから冷水で締めると、食感を保ちながら固くなりにくくなります。過度な加熱は硬化の原因になるので注意しましょう。
下茹でする際に酒や生姜スライスを少量加えると、臭みをさらに抑えつつ、下味も入りやすくなります。砂肝は元々筋肉質で硬くなりやすいので、「完全に火を通すのは揚げ工程で行う」と考え、下茹では“軽く火を入れて食感を整える程度”に留めるのがコツです。

失敗しやすいNG下処理

  • 筋膜を残したまま揚げる → 食感が悪く、臭みも残りやすい
  • 塩もみや水洗いを省く → 独特の匂いが抜けにくい
  • 切り方を意識しない → 一口ごとの食感にバラつきが出る
  • 水気を拭かずに下味 → 調味料が薄まり、油はねの原因にも

内臓系の焼き鳥でも「掃除(筋や血抜き)を丁寧にするかどうか」が味の差になるのと同じで、砂肝も下処理を丁寧に行うことで、一段上の仕上がりになります。


コリコリ食感を最大化する砂肝の切り方

基本の切り方:厚みと大きさのベストバランス

砂肝唐揚げの基本の大きさは、幅1.5〜2cm、厚さ7〜10mmが目安です。小さすぎると固く感じやすく、大きすぎると味が入りにくくなります。
串焼き用の砂肝よりやや小さめを意識すると、衣とのバランスが良くなり、つまみとして食べやすいサイズにまとまります。一口で食べ切れる大きさにそろえることも、火の通りや揚げムラ防止につながります。

食感が変わる!繊維の向きと切る角度

砂肝は、繊維の向きによって食感が大きく変わります。

  • 繊維と直角に切る:繊維が短くなり、コリッと軽い歯ごたえ
  • 繊維に沿って切る:よりしっかりとした噛みごたえ

居酒屋風のほどよいコリコリ感を出したい場合は、繊維に対して斜めの短冊切りにするのがおすすめです。焼き鳥の世界でも、砂肝は繊維をどう断ち切るかで食感を調整するのが定番の技術とされており、その考え方は唐揚げにもそのまま応用できます。「とにかく柔らかく」より「適度な歯ごたえを残す」方向で切り方を選ぶと、お酒に合う噛みごたえを出しやすくなります。

一手間でパリッと仕上がる飾り包丁

表面に浅い格子状の切り込みを入れると、衣の密着が良くなり、揚げたときにパリッとした仕上がりになります。
この切り込みは、フライパンで焼く砂肝ソテーやイタリアンの砂肝料理でもよく使われる技法で、火の通りを均一にしつつ、味を染み込みやすくする役割もあります。切り込みを深く入れすぎるとバラけやすいので、表面から2〜3mm程度に留めるのが安心です。

切り方別・食感の違い早見ガイド

切り方 食感の特徴 おすすめシーン
短冊(斜め切り) コリコリ感がしっかり 家飲みでじっくり味わいたいとき
薄切り 柔らかめで味が染みやすい 子ども・高齢の方も一緒に食べるとき
厚切り 噛みごたえ重視 噛みしめて食べたいおつまみ向き

家飲みでゆっくり味わいたいなら短冊切り、子どもや高齢の方も一緒に食べる場合は薄切り、といったように、食べるシーンに合わせて切り方を選ぶと失敗しにくくなります。


味が中までしみ込む下味のコツ

砂肝唐揚げに合う基本の下味レシピ

砂肝200gに対して、以下の分量が基本の下味の目安です。

  • 醤油:大さじ1
  • 酒:大さじ1
  • みりん:小さじ1
  • すりおろしにんにく:少々
  • すりおろし生姜:少々

白ごまや胡椒を少し加えると風味が増します。焼き鳥で砂肝を「塩」で食べる人が多いように、砂肝自体に旨味がしっかりあるので、下味は“濃すぎないけれど香りはしっかり”を意識するとバランスが良くなります。

下味の漬け時間とベストな目安

下味の漬け時間は、冷蔵庫で30分〜1時間ほどが目安です。短時間でも表面にしっかり味がつきます。中までよく味を染み込ませたい場合は、一晩漬け込むよりも、薄切りにして30分程度漬けるほうが現実的で、食感も保ちやすくなります。
長時間漬け込むと、塩分によって水分が抜けて硬くなりやすいため、砂肝の「歯ごたえ」を残したい場合は、漬け時間よりも“切り方”と“衣の味”で全体の味付けを調整するイメージがおすすめです。

調味料ごとの役割を押さえる

下味に使う主な調味料には、それぞれ役割があります。

調味料 役割
旨味を引き出す、全体の味のベース
醤油 香ばしさと色付け、コクをプラス
臭み取りと風味付け
にんにく・生姜 香り付けと防臭効果

砂肝は内臓系の中ではクセが弱いものの、独特の匂いが気になることもあります。そのため、酒や生姜で“下味+臭み消し”を兼ねるのは理にかなった方法です。焼き鳥屋でも、砂肝には塩とレモン、生姜など香りの良い薬味を合わせることが多く、同じ発想で唐揚げの下味も組み立てられます。

味が薄い・しょっぱいを防ぐ調整術

味が薄く感じる場合は、砂肝を厚切りにしすぎているか、漬け時間が短い可能性があります。逆にしょっぱくなってしまう場合は、漬け時間が長すぎるか、下味の濃度が高すぎることが考えられます。
不安なときは、小さめのかけらを一つ取り分けて試し揚げし、味を確認してから全体を揚げると調整しやすくなります。また、衣にもほんの少し塩やスパイスを混ぜておくと、全体の味のバランスを微調整しやすくなります。


まとめ:お店級の砂肝唐揚げに近づける3つのポイント

  • 下処理:筋や白い硬い部分を丁寧に取り除き、塩もみ・水さらし・軽い下茹でで臭みを和らげる
  • 切り方:繊維の向きと厚みに気を配り、狙ったコリコリ感に調整する
  • 下味:醤油・酒・みりん・にんにく・生姜をベースに、短すぎず長すぎない漬け時間でなじませる

この3つを押さえ、衣と揚げ時間で外はカリッと中はジューシーに仕上げれば、噛むほどにお酒が欲しくなる居酒屋クオリティの砂肝唐揚げにぐっと近づきます。ぜひ、ご自宅で試してみてください。

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